インデックスのほったらかし長期投資は堅実ですが、それだけではつまらないので趣味の投資についても勉強します。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析
テクニカル分析
投資のタイミング(いつ買うか)を見ていく分析。売り買いを重ねてその回転で稼ぐ。比較的短期的な投資スタイル向き。
ファンダメンタルズ分析
投資銘柄(どの銘柄を買うか)を重視する分析。企業の価値を重視し、安く買って高く売る。中長期的な投資スタイル。
テクニカル分析の指標
単純移動平均線
- 一定期間の株価の平均値を表す。期間を短く設定するほど敏感に反応する。一般的には25日移動平均線までが短期線、100日移動平均線までが中期線、それ以上が長期線。
- 下落局面において株価が移動平均線をタッチした場合、自律反発して上昇する可能性などを判断できる。
- アメリカでは伝統的に200日移動平均線を使ってトレンドを判断する。期間が短いとトレンドの見極めには向かない。
- 短期の移動平均線が長期の移動平均線を追い抜いたときのクロスを「ゴールデンクロス」と呼ぶ。逆に短期の移動平均線が長期の移動平均線を割った場合のクロスは「デッドクロス」と呼び、下げトレンドの証となる。デッドクロス、ゴールデンクロスはトレンドの変化の見極めに使われる。
- 期間の短い移動平均線を使うと偽のクロスが何度も出現する可能性がある。期間の長い移動平均線を使うと、反応が遅いためトレンドに乗り遅れる可能性があるのがデメリット。
指数平滑移動平均(MACD)
呼び方はマックディー。移動平均線よりも先にトレンドを把握することができる。ゴールデンクロスが移動平均線よりも少し早く出現したり。
RSI(相対力指数)
売られ過ぎ、買われ過ぎの指標。RSIが20以下の時は売られ過ぎ、RSIが80以上の時は買われ過ぎ。ただし上昇トレンドではRSIは20まで下がらずに反発することもあり、チャートも見ながら判断する必要がある。また、下げトレンドではRSIが20を割っているのにもかかわらず株価が下がり続けることがあり、下落局面では当てにならない。
ボリンジャーバンド
ばらつきの概念を用いた指標。仮説検定でのp値のような感じ。株価が±1σ内に収まる確率は68.4%、±2σでは95.4%、±3σでは99.8%。±3σを越える価格は異常なので、近いうちに±3σに収まる方向に値動きがあるだろうと予想できる。