薬剤師の気ままブログ

精神科門前の管理薬剤師。勉強したことの備忘録(薬や病気)やたまに趣味などについて気の向くままに書いていきます。

今の日本の悪いインフレについて

今のインフレは悪いインフレと言われています。正常なインフレは「物価上昇→企業の収益増加→賃金上昇」の流れになりますが、今のインフレはウクライナ侵攻、円安等の影響による輸入、仕入れコストの増加に伴うやむを得ない物価上昇であり、収益増加と賃金上昇に繋がりません。物の値段が上がったのに収入は上がらないという最悪な状況になっています。

 

なんでこんなに円安になっているのかと思ったら、各国の金利上昇の影響のようです。アメリカは超インフレ(前年比+8.6%)を退治するために大幅な利上げを行っていますが、それに応じて各国も自国の通過価格下落を防ぐために利上げを行っています。

アメリカの金利だけが上がった状態だと米ドルにお金が集中していまい、アメリカ以外の通貨の人気がなくなって通貨価値が下がってしまいます。

金利が上がる国にお金が集まるのは、そこにお金を移しておいた方が利息がたくさんもらえて(金利が高いので)お得だからです。

一方日本は不景気から金利を上げられずに金融緩和を継続しているため、円の価値、需要だけがどんどん下落しています。

 

現金、債券はインフレ下で弱い。日本株は下落相場+岸田リスク。米国株は景気後退懸念と金利上昇で暴落(S&P500 年初来-19.84% 2022.7.7)、さらに円安では購入しにくい。金(GLD)も3月をピークにして年初来-3.68%(2022.7.7)で、しかもそもそも値動きが激しく不安定。インフレ下でも大切なお金を守っていきたいのですが、どれも手を出しにくく非常に難しい投資環境になっています。

何が正解なのか教えて欲しいですね。

 

参考

  1. Google finance