薬剤師の気ままブログ

精神科門前の管理薬剤師。勉強したことの備忘録(薬や病気)やたまに趣味などについて気の向くままに書いていきます。

副作用

無顆粒球症について

しばらくの間精神科の薬ばかり触っていますと、久しぶりに内科の薬を触った時に基本的な知識が抜けていることがあります。 先日久しぶりにメルカゾールを触りました。メルカゾールの有名な副作用に無顆粒球症があることは薬剤師であれば誰でも知っているはず…

ロゼレム(ラメルテオン)での眠気持ち越し

そもそも薬理作用が違うとかそういう話はさておき、ロゼレム(ラメルテオン)はベンゾジアゼピンなどと比較して、睡眠薬としてはかなり軽めの印象があります。あくまでざっくりとしたイメージの話です。 睡眠薬なので当然なのですが、服用翌日の眠気持ち越しの…

ユリーフ(シロドシン)の鼻づまり

泌尿器科の医師が気にするユリーフの副作用に鼻づまり(鼻閉)があるようです。花粉症のシーズンに初回投与を行うと鼻づまりが悪化してクレームになることがあるようで、花粉症の時期のユリーフ開始を避けるケースもあるとのこと。 鼻閉の機序としては鼻粘膜の…

スタチンの末梢神経障害

HMG-CoA還元酵素阻害薬のスタチンは脂質異常症の治療薬で広く一般的に使われています。スタチンの副作用といえば筋肉痛や横紋筋融解症が大きく注目されますが、リハビリテーション医療においては末梢神経障害が問題となることもあるようです。 ちなみに私は…

ニュープロパッチ(ロチゴチン)とドパミン受容体アゴニストの副作用などについて

最近久しぶりにニュープロパッチを触る機会があったので、復習のためにニュープロパッチについてまとめます。 基本情報 構造式 作用機序 効能・効果 用法・用量 禁忌 使い方 貼付部位 入浴は 貼り替え忘れた時は MRI検査、AED使用時などははがす 調剤時 複数…

エビリファイ(アリピプラゾール)

警告 糖尿病またはその危険因子のある患者 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡のおそれ。有益性をよく判断して投与。投与する場合は血糖値を十分観察。患者に副作用の自覚症状を十分に説明。 →ただしこの警告の設定はセロクエル、ジプレキサのイエロー…

ルネスタ(エスゾピクロン)の苦味

ルネスタの苦み。わりと訴える方は多いかなと思います。 エビデンスはないですが、薬を飲んで腸から吸収された後に苦い成分が唾液から分泌されるので苦味が出るらしいです。 添付文書的には味覚異常が該当の副作用でしょうか。 添付文書記載の主な副作用とし…

デエビゴ錠(レンボレキサント)

不眠症の治療はベンゾジアゼピン系薬剤(BZ)の使用が主流となっています。BZが開発される前はバルビツール酸が使用されていましたが、安全性や依存性が問題となっていました。BZはバルビツール酸に比べ安全性が高く、速やかな睡眠改善効果が期待できるため…

デジレル錠(トラゾドン塩酸塩:TZD)

禁忌 過敏症、サキナビル併用(CYP3A4阻害作用→TZDの血中濃度が増加し、重篤な心血管系の副作用(QT延長等)を起こすおそれ) 効能効果 うつ病・うつ状態 用法用量 1 日75~100 mgを初期用量とし、 1 日200 mgまで増量し、 1 ~数回に分割経口投与する。なお…